10Gの長距離接続で最も検索されている型番のひとつが、Ciscoの SFP-10G-LR です。ただ、実際に調達しようとすると「LR-Sとは何が違う?」「Nexusでも使える?」「他社機と共通で使える?」と、型番まわりの疑問が次々に出てきます。本稿では、10GBASE-LRの基本から、Cisco型番の違い、互換モジュール選定の注意点までを一気に整理します。
まず土台となる規格の話です。10GBASE-LRはIEEE 802.3aeで定められた10ギガビットイーサネットの長距離仕様で、物理仕様は次のとおりです。
ビル間接続や拠点間、構内の長距離区間など「SRでは届かない」場面の標準的な選択肢です。
Ciscoの10G LRには主に3つの型番があり、光学仕様(1310nm・10km)はいずれも共通です。違いは付加機能と対応範囲にあります。
つまり「どれを選ぶか」は光学性能の差ではなく、温度環境とOTNの要否、そしてコストで決まります。
「nx-sfp-10g-lr」のような形で検索されることがありますが、CiscoのNexusシリーズ(データセンター向けスイッチ)でも、使われる10G LRモジュールの型番は基本的に同じSFP-10G-LR系です。ポイントは型番の呼び方ではなく、装着する機種・OSバージョンがその型番をサポートしているかにあります。特に互換モジュールの場合は、Catalyst向け・Nexus向けなどプラットフォームに合わせたコーディング(ベンダーID書き込み)が適合していることが動作の鍵になります。信頼できる供給元であれば、機種名を伝えるだけで適合版を用意できます。
よくある疑問が「CiscoのLRは他社スイッチと共通で使えるのか」です。答えは二段構えになります。
純正品の数分の一のコストで調達できる互換LRモジュールですが、選定を誤ると認識不良の原因になります。押さえるべきは次の5点 — ①機種に合わせたコーディング指定が可能か、②DDM対応か、③認証・製造品質の裏付け、④保証と初期不良対応、⑤日本語サポートの有無。詳しくは「互換光トランシーバ選定の5つのチェックポイント」をご覧ください。
VELRAのSFP-10G-LR互換モジュールは、1310nm・SMF最大10km・DDM対応。Cisco主要機種への対応コーディングでご用意し、全数検査・3年保証・国内サポートでお届けします。Nexus系など機種指定のご相談もお気軽にどうぞ。