10G SFP+ ZR 120km トランシーバ | 1550nm SMF | 超長距離
本製品は、シングルモードファイバー(SMF)で最大120kmの超長距離リンクをサポートする 10G SFP+ ZR 120km トランシーバモジュール(型番: SFP-10G55-ZR120)です。
高性能な冷却型CMLレーザートランスミッタと、高感度APD(アバランシェ・フォトダイオード)レシーバを組み合わせることで、中継機器なしで100kmを超える伝送を実現します。
IEEE 802.3ae(外部リンク) 10GBASE-ZR 準拠および SFF-8431/SFF-8432 に適合しています。
在庫状況や詳細なデータシートについては、お問い合わせ(内部リンク)ください。
10G SFP+ ZR 120km モジュールの仕様詳細
| 製品型番 | SFP-10G55-ZR120 | ブランド | FiberMall |
|---|---|---|---|
| フォームファクタ | SFP+ | 最大データレート | 10.7 Gbps |
| 波長 | 1550nm | 最大伝送距離 | 120km (SMF) |
| コネクタ形状 | LC デュプレックス | トランスミッタ | 冷却型 CML (1550nm) |
| ケーブルタイプ | SMF (シングルモード) | レシーバタイプ | APD (高感度) |
| TXパワー | +1.0 〜 +5.0 dBm | 受信感度 | < -25.0 dBm |
| 規格・機能 | MSA準拠, SFF-8472(DDM) | 動作温度 | 0〜70°C (商用温度) |
120km 伝送を実現する高性能設計
一般的な「10GBASE-ZR」規格は最大80kmまでですが、本製品はそれを大幅に上回る 120km の伝送能力を持っています。
これを実現するために、高出力(+5.0dBm)の冷却型CMLレーザーと、微弱な信号もキャッチできる高感度APD受信機(-25.0dBm)を採用し、30dB以上のリンクバジェットを確保しています。
主な用途
- 都市間バックボーン: 光増幅器(EDFA)を使用せずに、離れた都市間を直接接続。
- 海底ケーブルの陸揚げ局: 陸上区間の長距離伝送。
- 僻地へのネットワーク拡張: 中継局の設置が困難なエリアへの接続。
SFF-8472 デジタル診断機能 (DDM/DOM)
120kmという長距離伝送では、光レベルの管理が非常に重要です。
本製品は2線式シリアルインターフェースを介したデジタル診断機能(DDM)に対応しており、送信パワー、受信パワー、温度などをリアルタイムで監視し、リンクの安定性を確保します。













