現代の光トランシーバのほとんどは、DDM(Digital Diagnostic Monitoring/DOMとも呼ばれます)という自己診断機能を備えています。これを活用すると、リンクが切れる前に劣化の兆候を捉えることができます。
導入直後に各ポートのDDM値を記録しておくと、その後の変化を比較できます。多くのスイッチでは show interfaces transceiver 系のコマンドやSNMPで取得可能です。特にRX Powerの緩やかな低下は、コネクタ汚れやファイバ劣化の典型的な予兆です。
モジュールには出荷時にWarning/Alarmのしきい値が書き込まれており、多くの監視ツールで自動アラートに使えます。運用上は、受信感度の限界より3dB程度余裕を持った段階で点検に入るのが安全です。
リンクダウン時、DDMを見れば「TX Powerは正常だがRX Powerがゼロ」→ファイバ経路の問題、「TX Power自体が出ていない」→モジュール故障、と一次切り分けが机上で完了します。現地出動の回数を減らせる、地味ながら効果の大きい機能です。
VELRAの光モジュールは全モデルDDM対応(銅線RJ45モデルを除く)。監視設定でお困りの際もお気軽にご相談ください。